
10月18日(日)、ヤッシーパークで開催された「あらヨット体験」を開催しました!
今回で、なんと10回目の挑戦です\(^o^)/
脳卒中の後遺症がある仲間たちと、毎回楽しみにしているヨット体験。

今回も、スタッフやボランティアの皆さんにお世話になりました。
雨の心配・・・・・今度は風がない!(笑)
前日から天気予報とにらめっこ。
朝7時、8時台に雨マークが出たり消えたりで、ちょっとドキドキ!
当日も予報どおりパラパラと雨が降ってきました。
ところが、雨が上がると波も穏やかで、強風の心配もありません。
「こりゃ、良かった!」
と思ったのも束の間・・・・・。
今度は、風がない!_| ̄|○
ヨットは風を受けて進む乗り物ですから、風がないのは困りものです(笑)。

仲間たちも、すっかりベテランに!
午前9時頃から準備を始め、順番にヨットへ乗り込みました。
今回は4艇のヨットを使用。
ご夫婦はいつものようにペアで乗り、男性2名と女性2名はジャンケンで相乗りする相手を決めました。
今回のメンバーは、ヨット体験を重ねてきたベテランばかり!
風が弱い中でも、皆さん落ち着いて操船しています。
以前に比べると、ずいぶん余裕が感じられるようになりました。
私はというと、まずは皆さんの出航風景を撮影する係。
Sさんご夫妻と交代で乗る予定でした。
Kちゃんとの会話から、思わぬ展開に!
そんなとき、中学生の頃からボランティアとして関わってくれているKちゃんが、私の横に座ってくれました。
「福島さん、みんなが上手になって、することがなくなった!」
なんとも嬉しい言葉です(笑)。
参加者が上達したことで、ボランティアさんの出番が少なくなったということですからね。
せっかくなので、Kちゃんの学生時代のことや、今のお仕事のことなど、いろいろお話を聞かせてもらいました。
そこで、ふと気づいたことがありました。
私はこれまで、いつも一人でヨットに乗っていて、学生さんなどのボランティアの方と一緒に乗ったことがありません。
「Kちゃん、もし良かったら、一緒に乗って操船のお手本を見せてくれん?」
すると、笑顔でOK!
これは楽しみになってきました\(^o^)/

仲間から非難轟々!?(笑)
途中、私を心配して、ヨットを交代しようと声をかけてくれた仲間がいました。
そこで、Kちゃんに操船を教えてもらうことになった経緯を説明すると、
「なんで~!そんな手を使うがや~!」
なんと、他のヨットの仲間からも非難轟々の嵐!(^-^;
いやいや、決してそんなつもりでは・・・・・(笑)。
でも、せっかくの機会です。
「次は俺が段取りをする」と良い傾向(笑)
今回は、ただ乗るだけではなく、操船の仕組みを少しでも学びたいと思いました。
ヨットは身体だけでなく、頭を使う競技!
実際に操船の方法を教えてもらうと、これがなかなか奥深い!
風の向き、帆の調整、舵の操作……。
ただ風に任せて進んでいるわけではありません。
風を読み、考え、判断しながら操船する。
ヨットは、本当に頭を使う競技なんですね!
これまで何度も乗ってきましたが、改めてその面白さを感じました。
ところが、私たちが乗る頃には風がピタリと止まってしまいました。
専門家でも難しいほどの無風状態!
思うようには進めませんでしたが、その分、操船について学ぶ貴重な時間になりました。
そして、ヨットが一層好きになりました(^-^)
何よりありがたい、安全を支える皆さんの存在

午前11時30分前にヨットを降り、体験を終了しました。
その後、YASU海の駅クラブの小松さんとボランティアのKちゃんが、私たちのいるコテージに来てくださいました。

お二人からお話をいただき、参加者を代表してTさんがお礼を申し上げました。

毎回、スタッフやボランティアの皆さんが、乗り降りの介助や操船の指導、モーターボートやカヤックによる見守りなど、安全面をしっかり支えてくださっています。
だからこそ、私たちも安心してチャレンジできます。
障害があるから危ない、できない、と決めつけるのではなく、安全に挑戦できる環境を整えることで、可能性は広がっていく。
今回も、そのありがたさを実感しました。
そして、早くも来年4月の予約をお願いしてきました!(笑)
お楽しみは「ものべん」のお弁当!
ヨット体験の後は、皆さんで昼食です。
今回も、物部川DMO協議会にお世話になり、「ものべん」の美味しいお弁当をいただきました。



ヨット体験やお花見などで、これまで何度もお世話になっていますが、お弁当に一度もハズレがありません!
これも毎回の楽しみの一つです(^-^)
できない理由より、できる方法を!
今回で10回目となったヨット体験。
最初の頃と比べると、仲間たちの操船も上達し、余裕さえ感じられるようになりました。
そして私自身も、10回目にして新たな学びがありました。
風がないことを残念がるだけなら、そこで終わりです。
でも、その状況だからこそ、操船を教えてもらう機会が生まれました。
思いどおりにならないことがあっても、そこに新しい楽しみや学びが隠れている。
これは、脳卒中後の人生にも通じることではないでしょうか。
私たちは、どうしても「できなくなったこと」に目を向けがちです。
でも、少し視点を変え、仲間の力を借りながら挑戦してみると、今まで知らなかった世界が広がることがあります。
ヨットに乗って海に出る爽快感!
この気持ち良さを、脳卒中の後遺症に悩んでいる人たちにも、ぜひ味わってほしいと心から思います。


片麻痺は不自由だけれど、不幸ではない!
次回の4月は、どんな風が吹くのでしょうか?
今から楽しみです\(^o^)/
スタッフ、ボランティアの皆さん、そして一緒に楽しんだ仲間たち。
本当にありがとうございました!

(記:筆者/福島とみお)

