7月27日(月)19:30~20:45まで「生成AI活用セミナー」を開催しました。

「参加者が集まるだろうか……。」

開催直前まで、そんな不安を抱えていました。

しかし、いつも活動を共にしている脳卒中当事者交流会「Yes ☆ 脳!」の仲間たちにも声をかけたところ、多くの皆さんが参加してくださいました。

改めて、人と人とのつながりの大切さを実感した一日となりました。

今回スタートしたのは、net身体障害者連盟「学び舎」。

「障害があってもAIを使えば、新しい可能性が広がる。」
そんな思いを形にする第一歩です。

「生成AIってすごい!」を体感した2時間

講師には、生成AIコンサルタントとして活躍されている鈴木さんと吉村さんをお迎えしました。

お二人とも手弁当で参加してくださり、「障害のある方にもAIを役立ててほしい」という思いで熱心にご指導くださいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

鈴木さんからは、ChatGPTやGeminiを使った生成AIの基本をわかりやすく解説していただきました。

文章作成、動画生成、音楽生成、ウェブサイト制作まで、プログラミングの知識がなくても短時間で形になる様子に、参加者からは驚きの声が次々と上がりました。

さらに、音声でAIと会話できる最新機能も紹介され、「まるで人と話しているようだ」と皆さん興味津々でした。

一方、吉村さんからは画像生成AIについて実演。

「誰が」「どこで」「どんな雰囲気で」と具体的に伝えることや、一度で完成を目指さず何度か修正することが、理想の画像づくりのコツであることを教えていただきました。

また、著作権や実在人物の画像利用など、AIを安心・安全に活用するための大切な注意点についても学ぶことができました。

当事者だからこその気づき

交流会では、参加者一人ひとりが率直な感想を話してくださいました。

失語症のあるメンバーは、「文章を書くのに時間がかかるのでAIに期待したい」と話されました。

「AIへの聞き方が難しい」と悩む声には、「上手に質問しようとしなくても大丈夫。会話するように何度でも聞けばいい」というアドバイスが送られ、皆さんが安心した表情になったのが印象的でした。

また、日頃からAIを生活の中で活用している参加者からは、献立づくりや文章作成、仕事や悩み相談など、さまざまな実践例も紹介されました。

さらに、「障害当事者が困りごとを発信することで、未来のエンジニアが新しい解決策を生み出せる」という意見もありました。

障害当事者は支援を受けるだけの存在ではありません。

自らの経験を社会へ発信することで、新しい技術やサービスを生み出す"社会資源"にもなれるのです。

学びはここから始まる

勉強会の最後には、次回開催を8月24日(月)19時30分と、その場で決定しました。

次回は、参加者全員が実際にログインし、ChatGPTを操作するハンズオン形式も予定しています。

また、Googleフォームによるアンケートで「次に学びたいこと」も募集し、参加者の声を反映した勉強会にしていきます。

今回の勉強会を通して感じたのは、AIは決して特別な人だけのものではないということです。

障害があっても、高齢になっても、パソコンが苦手でも、一歩踏み出せば新しい世界が広がります。

そして何より、学びを共にする仲間がいることで、その一歩はもっと楽しく、もっと心強いものになります。

net身体障害者連盟「学び舎」は、ようやくスタートラインに立ちました。

ここから多くの仲間とともに、「できない」を「できるかも」に変える学びの場を育てていきたいと思います。

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