
この日「優 ☆ 脳!」をやっている会場に女性の姿が。
場所を間違っているのではと聞くと「Fさんはいらっしゃいますか?」とKMさん。
話を聞くと90代の実のお父さん、5月に脳梗塞になり入院中。
退院したらどうしたらよいかわからないので、取り合えず「優 ☆ 脳!」へ来て、当時者の話を聞いてみたくて来たということでした。
脳卒中当事者会「優 ☆ 脳!」は高知新聞で知ったということ。
家族にとって藁をもすがる気持ちはよくわかります。
家族に脳卒中の人が出るとまずは当事者の状態や回復について。
それの見通しがついてくると、退院後の生活をどうするかということにも関心が出てきます。
そこで「優 ☆ 脳!」に来ているメンバーから、自分の事や家族とどうかかわっていったか、どんな介護の取り組みがいいかなどの話が出ました。
話の中では、笑いながら看護できるのがベスト(失敗をゆるし合える仲間〔家族〕になろう)、自分で語る(家族は聴く)、元のようには治らなくても、新しい生き方をする(Reborn)などメンバーの実際に実践した力強く優しい話が聞けて、KMさんも話を聞いてよかったと言っていました。
体は思うように治らないかもしれないが、心が「娘たちに世話になるのも脳卒中のおかげやな」というような介護を願います。
【近況報告】
Kさん 最近忘れ物、なくしものが多い。イヤホンを無くしその代わりのイヤホンを買ったのだが、ケースごと無くしてしまった。
杖も無くしてしまい、いろいろ記憶をたどり聞いて廻ったが無くて、今日買ってきた。と落ち込んでいるといいこともあり、京町の入り口の花壇(なぜかKさんが花を植えている)にプルメリアや月桃が咲いていた。人生いろいろ。
Oさん 1か月前に事故に遭って(おかまをされた)その後遺症が思わしくなく痛みがある。歩行も以前の半分になった。
でも家にいると余計にストレスになるので、できるだけ外へ出るようにしている。頑張って免許の書き換えにも行って来た。
Mさん
駐車場で当て逃げに遭ったMさん。もう長いこと乗っている車なので、悔しい思いをしながらまた別の日に電気屋に行っていた。
そこで「Mさんの車へ当ててしまいました」と、今度はまともな人が謝ってきた。前に当てたところと反対側の部分だったが、同じバンパーの部分だったのでいっぺんに直せてラッキー!
Mさんは前にも交通事故で弁償するところを時間差で同じ街路樹に当たった車がいて弁償を免れている。
普段の笑いのある行ないがいいとMさんは思って、宝くじを5枚買って1000万円を当てようとたくらんでいる。
KMさん 建てて30年以上たった家があるが、外壁を直しませんかとセールスがやってきた。セールスマンが言う通り、外壁や屋根が傷んでいた。見積もりを取ってもらうと百何十万円。慌てて頼まないで、知り合いの工務店に相談して判断をすることを伝えて引き取ってもらった。この落ち着きが大事です。
Fさん 第一金曜日に「わたぼうし」をやっているが、FさんとMさんは真面目に出ている。そこで宝くじの話になった。
前述の通りMさんは1000万円当てて600万円で高性能の車買う。それがFさんは3億円を当ててマンション一棟買いをしてみんなで住み、その利益を「Yes ☆ 脳!」などの取り組みに当てると、神々しい夢を語っている。
神様はFさんの夢を見ている。じっと見ている。当たらないか当たるかわからないけれど見ている。
(記:筆者/臼杵典昭)

