4月19日(日)香南市夜須町の「YASU 海の駅クラブ」にて、チャレンジド「あらヨット体験」を開催しました。

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高知新聞4月20日掲載より

今回9回目の挑戦になります。初めて海に出たのは、2020年7月12日。そこから積み重ねてきたこの時間は、ただのレクリエーションではありません。

「できることを増やす挑戦」の積み重ねです。

今回使用したのは、障害のある方でも安心して乗れる「ハンザクラス」のヨット。船底に約20kgの縦型ボードがあり、これがバランスを保つことで、転覆のリスクを極限まで抑えています。

つまり「怖いから無理」を取り除いてくれる仕組み。だからこそ、初めての人でも「乗ってみたい」が「乗れた」に変わるのです。

今回は開催するにあたる自然の難しさを実感しました。

天気予報は2週間前から実施できると安心していましたが、1週間前には台風4号の波の高さというかうねりが心配だと海の駅クラブのKさん。

最終判断を木曜日にすると土曜日には落ち着くだろうから実施と決めました。

ところが、Kさんより土曜日朝に台風の速度が落ちて、まだ、波が高いから明日現場で判断させてくださいと連絡をいただきました。

その日はコミュ・カフェ「Yes ☆ 脳!」例会があり、「ひょっとお弁当を食べるだけになるかも・・・・・」

そしたらみんなが「自然相手だから・・・・・」と笑って答えてくれました。

ほんとこの仲間だから企画する当方も救われます\(^o^)/

今回は参加者10名、ヨットは4艇。

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帆を張る。
風を受ける。
舵を切る。

たったそれだけなのに、海の上では世界が一気に広がります。

「風が気持ちいい」
「水面がすぐそこ!」

そんな声が自然とこぼれる時間でした。

今回はスタッフの提案で、二人乗りカヌーにも挑戦。

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正直、ヨットよりハードでした(笑)

水面が近く、揺れも大きく腹筋や背筋をフル稼働・・・。

短時間でギブアップしましたが、その分、体の可能性も感じました。

昔は、波打ち際に来ることすら考えられなかった。

でも今は、海に出て、風を感じている。

一緒に参加したTさんは、こんな一言を。
「次は水着やねぇ(笑)」

この変化、軽く見てはいけません。これは“人生の再起動”です。

この体験は、決して一人ではできません。

YASU 海の駅クラブのボランティアスタッフの皆さん。
昔からの知り合いや、そのご家族。

そして、これまで運営に関わってくださったTさん。
今年から小学校の先生になったにも関わらず、

「福島さん、暇やき来たでぇ!」と、いつもの笑顔で参加してくれました。

この一言に、どれだけ救われたか分かりません。

今回、初参加の方がこんな言葉を残しています。

外出する機会が減って気持ちが下がっていたけど、
えい経験ができた。できることをやろうと思えた。

これがすべてです。

リハビリは、ただ体を動かすことではありません。
「やってみよう」と思える心を取り戻すこと。

そのきっかけが、この海にはあります。

最後に、ヨットに乗ることが目的ではありません。

その先にある
「できた」
「またやりたい」
「まだやれる」

この気持ちこそが、本当のゴールです。

10回目へ向けて、また一歩。

海は、ちゃんと待ってくれています。

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※すみません<(_ _)>

 私のスマートフォンで波打ち際でスタッフと撮った写真が・・・・・何故か撮れていませんでした。

 お許しください<(_ _)>

 次の10月にリベンジさせてください(^^)/
                              (記:筆者/福島とみお)

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