
もうMさんは来ないのか。北海道へ行ってしまったらしいので無事に帰って来れるのか。熊の餌になっていないかチョット心配して、いつもの4人で雑談から。その中でOさんが大豊の会で「口の話」を大学の先生からしてもらった。2時間余りの話が、「早から終わり?」というほど話の上手な先生で、Oさん史上一番だということです。口の動きというのが、お年寄りになると体力が無くなって嚥下障害を起こす。脳卒中の患者もむせたり・せき込んだり・食べ物が口の中に残ったり・こぼれたりという症状があって言語聴覚士にお世話になった方も多いと思います。その中でガムを噛むということが大変口にとっては良いことだと。唾液が出て口の中が清潔になり、あごの筋肉が強くなり、頭に良いということです。車の運転をする時、眠くなるとガムを噛んだらスッキリ眠気も覚めるという経験をした方も多いはずです。キシリトール入りがいいそうです。それと早口言葉や思いっきりの「あいうべー運動」とにかく動かすことが大切です。一番効くのは、みんなが集まって楽しく話す、「優 ☆ 脳!」「Yes ☆ 脳!」で皆さんがやっている事。
「コミカフェのルール」を会が始まる前にみんなで読むのですが、いまだに3「失敗を喜び合える仲間になろう」を頂点としたルールに毎回心が引き締まります。ルール通りに行かない場面も多々ありますが、やっぱりルールに書いていることに立ち返って戒めにしていると原作者をはじめ会員みんなが思っていることと思います。
【近況報告】
Oさん
健康マージャン会が、今までは決まった人がグループになってやってきたのが、マンネリ化してきて午後から帰る人も増えてきたので、今回はグループをシャフルして新しいグループでやったところ、午後から帰る人がほとんどいなくなったということ。知らない人には知っている人が教えてますます健康にマージャンを楽しんでいる。やっぱり健康マージャンは人との交流が一番大事なことですね。
Kさん
秋と言えばKさんにとっては芸術の秋。10年前にスピリットアート展、8年~6年前は県展に連続入賞。沖縄の「島ぞうり」に彫刻をしている作品を見ている方も多数いるはずです。それがこの秋から大作に挑んでいるそうです。高野山と空海を筆頭に八十八か所のお寺の仏像を彫刻し色分けも徳島(赤)・高知(青)・愛媛(オレンジ)・香川(レモン色)と色分けする構想もできているらしいです。アトリエも自分の家ではやる気がしないのでタウンモビリティステーション「ふくねこ」で制作しています。4年越しの大作です。Kさんがさぼらない様に秋だけでなく、春・夏・冬いつでも声を掛けて大作づくりに協力したいものです。
Fさん
高知県リハビリテーション研究会でOさんMさんにzoomで参加をお願いして退院支援のことについて勉強会を行った。その成果として脳卒中の当事者が病院に行って、直接患者さんとか家族の皆さんに話ができる可能性ができた。また大豊の「チチナロ会」に参加して、参加者の多数が家族の中に脳卒中の人がいることに驚いてその人たちと深い話ができた。表面だけの話ではなく本音で話し合うことも大切に思います。
(記:筆者/臼杵典昭)