
5月17日(土)13時から香美市中央公民館においてまちのコミュ・カフェ「Yes ☆ 脳!」例会を行いました。

今回の参加は7名。だけど、語り合いは濃かった!
当日は、体調不良や他のご予定などで参加者は少なめの7名でしたが、その分ひとり一人の声をしっかり聴ける、濃い時間になりました。
支部長の三谷伸一さんも、先日ご自身と奥様が発熱されたことを受けて、万が一を考えて今回は大事を取っての欠席。
けれど、なんと!先日ご家族で行かれた別府温泉のお土産をいただき、みんなでありがたく頂戴しました。

三谷さん、ありがとうございました!
話題もいろいろありました。
フレイル活動、健康マージャンなど、趣味や生きがいを持って日々前向きに。
デイサービスに感じる不安・・・人手不足や外国人スタッフのこと、現場のリアルな声。
横浜旅行の予定にワクワクしながらも、寒暖差で体調が不安定に・・・。
あるメンバーは「朝ドラで泣いた・・・」「あの“あんぱん”のシーン、神回だった」
「初孫の成長、そりゃあもう、大谷のホームランらぁ問題にならんなった」(笑)
「最近は弁当屋にハマってて、毎日がちょっと楽しみ」
あるメンバーがつぶやいた「楽しみ持って暮らしたい!」
本当にそんな姿勢が簡単な言葉だけれど胸に響きました!
そんな気づきや喜びが、ぽつりぽつりと語られる時間でした。

当事者同士だからこそ、語れることがあります。
病院や施設では言いにくいこと。
家族には心配をかけたくないから言えないこと。
そんな本音を、お互い自然に語り合える。
「最初は緊張したけど、来てみてよかった」
そんな声が聞こえてくるのが、この会の良さかもしれません。
脳卒中の当事者の方で、ちょっと気になるなと思っている方。
どうか、1度のぞいてみてください。
大丈夫です。
あなたと同じように、不安を感じて、それでも前を向こうとしている仲間がいます。
笑ったり、うなずいたり、少し泣けたり——
そんな時間が、待っています。
気がついたらきっと誰かの言葉が、自分の心にも届いている。
そんな不思議な時間を、これからもつくっていきたいと思っています。
(記:福島とみお)