
いつもは、自分以外の方の近況報告を基にコメントさしていただいていますが、思うところ有って今回は自分自身の近況で感じたことを話したいと思います。
実は、10月2日に3泊4日の北海道道南ツアー旅行にいってきたのですが、旅行の動機は3月に勤続40年で退職した家内が数年前から北海道旅行がしたいと、言っていたので40年間頑張った感謝も込めて、阪急交通社の北海道道南ツアー旅行に6月中頃申し込みました。が、その時から実際に旅行するまで、自分が障害者でこの健常者専用のツアーに参加した場合の弊害を全然考えていませんでした。
そのため飛行機から降りてバスによる移動が始まると、観光地のバス駐車場から観光現地?で添乗員さんが設定する30分~1時間ぐらいでバスに戻らなければいけないのです。だから、バスが観光地の駐車場に着くたびにマラソンが始まる様でした。
思えば半身まひの障害者になってから歩行移動の多いツアーに参加したことがなく、現地の移動を甘く考えていた私の失敗でした。
ゆえに観光地の3分の1ぐらいで、現場につかなくても途中で引き返していました。
懸命に歩いていたので体が凄く疲れていたのか、移動時のバスのシートではうたた寝するのが信じられないくらい気持ちよく、きっと天国はこんな感じじゃないかなと思ってしまいました。
今後は片麻痺障害プラス老化を十分考えた、旅行を考えたいと思います。 (記:筆者/三谷伸一)


