10月3日(金)午前10時から、プラザ八王子1階カフェにて、コミュ・カフェ「わたぼうし」の10月例会が開かれました。参加者はYさんと私の2名でした。今回は、社会福祉協議会の職員さんも同席してくださり、情報交換や今後の連携について意見を交わしました。

話し合いの中では、「これからの行政や社協のあり方」について大きなテーマが出されました。これまでは規制する立場に重きを置いてきましたが、今後は地域で活動しているボランティア団体などを応援し、共に育てていく姿勢が求められるのではないか、という考えです。具体例として、市のバスが現状ではほとんど利用されていないことが挙げられました。せっかくの公共の資源を眠らせるのではなく、ボランティア団体などが使えるようにする仕組みづくりが必要ではないか、という意見がありました。

さらに、身体障害者の経験についても話が広がりました。身体障害者は、高齢者がこれから直面する課題をすでに先取りして生きている存在です。そのため、生活の工夫や社会参加の知恵などを聞き取っていくことは、高齢化が進む社会にとって大きな学びになる、という点が確認されました。

今回の例会を通じて、地域福祉の発展には「規制」よりも「協力」「育て合い」の考え方が大切であることを改めて実感しました。そして、行政・社協・ボランティア団体、市民それぞれが互いに力を合わせ、支え合う関係を広げていくことが、これからの地域づくりにつながると感じました。

(記:筆者/福島とみお)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA