参加は県立大の学生が3名。高知大学生3名が、NPOについての勉強をするということで、タウンモビリティを運営してる笹岡和泉さん(NPO法人 福祉住環境ネットワークこうち理事長)を訪ねて来て、カフェを体験しました。障害当事者と家族、スタッフ含め12人参加。
参加のKさんは、学生からボランティアで参加してて、その後、障害が強くなりここ数年は入退院を繰り返し、立つことも難しくなり、車椅子での生活でした。先月、車椅子でなくスタスタと歩いて登場で思わず「どうした~」(笑)その前にお会いした時とまるで別人でした。
紙を取り出し細かい模様を描きだしました。その緻密なデザインに圧倒されました。
「今年は「個展」をしたいと思ってます!」
「えぇ・・・」
昨年「アートセンター画楽」に、相談にのっていただき通い始めたそうです。
画楽のアーティストさんと入院仲間になり作品を観て、憧れ目標にしたそうです。すでに彼女の絵が1枚ですが、私の1ヵ月の年金を超える金額で売れたそうです。
学生らに障害者の気持ちをまっすぐに伝える言葉も従来と全く違いました。 他の当事者にも学生から質問もありましたが、やはり、人との関りが大きく、人との出会いで変わっていきます。こんな出会いも10年を越えると、私も皆さんに育てて成長させてもらっていることを実感します。 (記:福島とみお)

